ファイルのインポートに関して画面に常に表示される基本設定だけでなく、[DVD やビデオファイルを Nero Digital に変換]タスクを使用すると、他のオプションも指定することができます。   
次のボタンが使用できます。  
消去
インポートされたビデオタイトルを編集内容から削除します。  
このボタンは、1 つ以上の DVD ビデオタイトルがすでにコンテンツエリアにインポートされ、選択されている場合にのみ使用できます。
比率固定
DVD ビデオタイトルの変換品質を自動的に変更しないようにします。 品質設定は、スライダを動かして手動で変更できます。  
他のコンテンツの品質を改善したい場合は、個々のビデオタイトルをロックすることをお勧めします(したがって、残りのコンテンツの品質はこれに比例して低下します)。この場合、ロックされたタイトルは比率調整から保護されます。
このボタンは、1 つ以上の DVDがすでにコンテンツエリアにインポートされ、選択されている場合にのみ使用できます。
比率のロックを解除
ビデオタイトルの変換品質の自動変更ロックを解除します。  
このボタンは、1 つ以上の DVD ビデオタイトルがコンテンツエリアでロックされ、選択されている場合にのみ使用できます。 
動画のトリミング
トリミング]ウィンドウが開きます。ここでは、選択したビデオタイトルをトリミングできます。 
このボタンは、1 つ以上の DVD ビデオタイトルがすでにコンテンツエリアにインポートされ、選択されている場合にのみ使用できます。
章のタイトル
チャプターマークを設定できる[チャプター]ウィンドウが開きます。   
このボタンは、1 つ以上の DVD ビデオタイトルがすでにコンテンツエリアにインポートされ、選択されている場合にのみ使用できます。
次の選択メニューを使用することができます。
プロファイルカテゴリ
Nero Digital カテゴリを変更します。この設定は、エンコードが実行される、個々のターゲットのメディアを表します。結果は、選択によってサイズが異なります。[プロファイル]ドロップダウンメニューのエントリはこれに応じて調整されます。   
プロファイル
Nero Digital プロファイルを変更します。 設定は、エンコードが実行される、ターゲットのメディアに関連しています。
エンコード方法
MPEG-4 ファイルのエンコードに使用する方法を選択します。 
高速(1 パス)]を選択すると、動画の変換手順が一度だけ実行されます。 この方法は時間はかかりませんが、品質は 2 段階のエンコード方法よりも劣ります。動画は分析され、同時に使用可能なビットレートで変換されます。
高速(2 パス)]を選択すると、動画の変換手順が複数回実行されます。 品質は良くなりますが、プロセスに時間がかかります。 最初の手順では、動画が分析され、一時ファイル(*log)が作成されます。2 回めの手順で、ファイルが変換されます。このプロセス中には、一時ファイルに保存されたビットレートデータが使用されます。
ビデオ]タブには、ビデオタイトルのプロパティが表示されます。次の情報が使用できます。  
コラム
プロパティ
DVD に保存されているビデオのプロパティ(解像度、フレーム/秒、ピクセルフォーマット、ビデオ構造、期間など)を表示します。
コラム
ソース
元のサイズを示します。
コラム
ターゲット
選択されている Nero Digital プロファイルにしたがってターゲットサイズを示します。
ボタン
設定
Nero Digital ビデオ設定]ウィンドウを開きます。このウィンドウでは、ビデオの処理方法を指定できます。   
ボタン
エンコーダ
Nero Digital ビデオ設定]ウィンドウを開きます。ここでデータの AVC エンコード設定を指定できます。  
オーディオ]タブには、オーディオトラックのプロパティが表示されます。ターゲットビデオに使用できるオーディオトラックが 2 つある場合、これに応じて追加のタブが表示されます。 次の設定オプションが使用できます。   
ドロップダウンメニュー
ソース
ビデオファイルに必要なオーディオトラックを選択するために使用します。
ドロップダウンメニュー
コーデック
目的のオーディオコーデックを選択するために使用します。
表示
フォーマット
選択されているコーデックにしたがって、オーディオトラックのターゲットデータを示します。
ボタン
設定
Nero Digital オーディオのプロパティ]ウィンドウを開きます。 オーディオエンコーダの設定はここで指定できます。   
Nero Digital オーディオコーデック(AAC)を選択している場合のみ使用できます。 
字幕]タブには、使用可能なサブタイトルトラックが表示されます。 次の選択メニューが使用できます。  
第一サブタイトルトラック:
ビデオファイルに対して目的のサブタイトルトラックを選択するために使用します。また、字幕を使用しない([無し])ことや、オリジナルのサブタイトルトラックを作成したりインポートしたりすることも選択できます。
新しい字幕の作成]を選択すると、[Nero Digital 字幕設定]ウィンドウが開きます。 
第二サブタイトルトラック:
メインサブタイトルに加えて、2 つ目のサブタイトルトラックを選択します。2 つ目のサブタイトルトラックを選択しない([無し])ことも、オリジナルのサブタイトルトラックを作成したりインポートしたりすることも選択できます。
新しい字幕の作成]項目を選択すると、[Nero Digital 字幕設定]ウィンドウが開きます。

 

 
 
Nero Digital]または AVC プロファイルカテゴリを選択し、それに従ってエンコードのプロファイルとして[Standard]、[Cinema]、または[HDTV]のいずれかを選択した場合、オリジナルのサブタイトルトラックのみを挿入できます。     
 
AVC
Advanced Video Coding の略で、ビデオ圧縮の規格です。AVC は最大限のエンコード効率を目的に開発され、低いビットレートで高画質のビデオ圧縮を実現します。高画質テレビ放送やモバイル端末(携帯電話や PDA など)に不可欠なビデオ圧縮方式の 1 つです。
 
 
以下も合わせてご覧下さい:
Nero Digitalビデオ設定
エンコーダ設定
Nero Digital オーディオ設定
Nero Digital 字幕設定
[チャプタ]ウィンドウ
[DVD やビデオファイルを Nero Digital に変換する]
[ムービーのトリミング]ウィンドウ
[インポート]画面
MPEG-4
これは、Moving Picture Experts Group がビデオとオーディオのコーデックに対して定義した業界標準です。MPEG-4 は、ビデオとオーディオに使用する最新の MPEG 標準です。MPEG-4 では、MPEG-1 や MPEG-2 などの標準で定義されている複数の機能が組み合わされています。Nero Digital™ Video と Nero Digital™ Audio は、この標準に基づいています。
AVC
Advanced Video Coding の略で、ビデオ圧縮の規格です。AVC は最大限のエンコード効率を目的に開発され、低いビットレートで高画質のビデオ圧縮を実現します。高画質テレビ放送やモバイル端末(携帯電話や PDA など)に不可欠なビデオ圧縮方式の 1 つです。
AAC
Advance Audio Coding の略で MPEG-4 規格で定義されたオーディオ圧縮方式です。AAC は他の形式(MP3 など)に比べて圧縮率が高く、64 kBit/s でも高い音質を実現します。このエンコード方式は、オンライン音楽配信やオンラインラジオなどで使用されます。
AVC
Advanced Video Coding の略で、ビデオ圧縮の規格です。AVC は最大限のエンコード効率を目的に開発され、低いビットレートで高画質のビデオ圧縮を実現します。高画質テレビ放送やモバイル端末(携帯電話や PDA など)に不可欠なビデオ圧縮方式の 1 つです。


[DVD を Nero Digital に変換する]の設定オプション