標準設定では、DVD ビデオタイトルを MPEG-4 フォーマットに変換するプロファイルの選択によって、作成される画像のサイズが決まります。これらの画像サイズは、[リサイズ]タブで個々に調整できます。       
カスタムリサイズ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。
オプションボタン
自動(推奨設定)
自動的にフレームサイズを、[Nero Digital プロファイル]で選択したプロファイルに合わせます。 これにより、生成されるフレームのサイズは、出力先のメディアに合ったサイズになります。
オプションボタン
カスタムリサイズ
ページの形式(幅および高さ)を設定する、2 つの入力フィールドが使用可能になります。
入力する値は 16 の倍数にする必要があります。 また、幅は 16 ピクセルから 720 ピクセル、高さは 16 ピクセルから 576 ピクセルの範囲内で指定する必要があります。
オプションボタン
無効にする
フレームサイズを変更せずにビデオを変換します。
チェックボックス
スクエアピクセル / レターボックス
このチェックボックスをオンにすると、四角形のピクセルで構成され、レターボックス方法を使用する Nero Digital ファイルが作成されます。これによって、一部のプレイヤーとの互換性が向上します。ただし、これによってビデオファイルの内側に黒い帯が生じることがあります。 
このオプションは、[カスタムリサイズ]オプションボタンを選択しているときのみ使用できます。
ドロップダウンメニュー
リサイズ方法
双線形バイキュービックLanczos、スーパーレゾリューションなど、任意のサイズ変更方法を選択します。
 
以下も合わせてご覧下さい:
Nero Digitalビデオ設定
MPEG-4
これは、Moving Picture Experts Group がビデオとオーディオのコーデックに対して定義した業界標準です。MPEG-4 は、ビデオとオーディオに使用する最新の MPEG 標準です。MPEG-4 では、MPEG-1 や MPEG-2 などの標準で定義されている複数の機能が組み合わされています。Nero Digital™ Video と Nero Digital™ Audio は、この標準に基づいています。
バイキュービック補間法
バイキュービック補間法とは、画像処理方法のことです。画像がその元のサイズよりも拡大された場合、新しいピクセルを算出する際には、隣接する 4 つのピクセルに加えて、他の近接するピクセルも分析されます。 つまり、新しいピクセルは、8 つの近接するピクセルを基に補間されます。
双線形補間法
双線形補間法とは、画像処理方法のことです。画像がその元のサイズよりも拡大された場合、隣接する 4 つのピクセルの平均値を基に新しい画像のピクセルが算出されます。この方法では、画像が拡大されるほど、画質が悪くなります。
Lanczos 補間法
Lanczos 補間法とは、画像拡大方法のことです。 この方法は、Cornelius Lanczos が考案したアルゴリズムに基づいて開発されました。この補間法では、高画質とシャープな輪郭が実現します。ただし、イメージの実際の見た目の解像度は上がりません。
レターボックス
レターボックスとは、たとえばビデオファイルを 16:9 のアスペクト比からテレビ形式である 4:3 アスペクト比に圧縮するなど、アスペクト比を変換する方法をいいます。画像の上下に黒い帯が生じます。


[リサイズ]タブ