[SUB](preSub)形式のファイルに保存されている各字幕は、1 行で構成されています。各行は、それぞれが改行記号で区切られており、以下の形式になっていなければなりません。
- §
- {0}{50}字幕テキスト
テキストを表示する、最初のフレームと最後のフレームを {} でくくります。その後ろに字幕テキストが表示され、括弧の間にスペースはありません。
SRT (SubRip)字幕形式は、3 行を 1 単位とした複数のブロックで構成されています。 各行の間には空の区切り文字が入り、以下の形式になっていなければなりません。
- §
- 1
1 から始まる通し番号です。ブロックごとに 1 ずつ増加します。
- §
- 0:01:36,480 –> 0:01:38,360
最初の時間表示に、テキストが画面に表示されるまでの時間を「時、分、秒、ミリ秒」で示します。
2 つのハイフンと > で矢印を記入し、先頭に半角スペースを入れます。
矢印の後に半角スペースを入れ、テキストが画面から消える時間表示を示します。
- §
- 字幕テキスト
字幕のテキストが含まれます。
字幕形式 SMI (SAMI)は、HTML 構文に基づきます。時間はミリ秒で指定します。この形式は、Microsoft が開発した規格で、主にビデオの字幕用に使用されます。 SMI は Windows Media Player とその他の Microsoft 製品でのみ再生できます。
字幕形式 SSA (Sub Station Alpha)には、さまざまな機能があります。構文はセクションと、包含されているコードラインで構成されています。 セクションは、ブラケット([Script Info] など)で開始され、タイトル、元のタイミングなどの個々の情報を含む定義済みのコードラインが続きます。 これによってカラー、フォント、フォントサイズなどを使用できるようになります。
字幕形式 ASS(Advanced Sub Station Alpha)は、SSA の強化バージョンであり、SSA のすべての機能を備えます。 また、字幕をカラオケなどグラフィカルに編集することもできます。
字幕フォーマット PSB (MPsub)は、Mplayer(Movie Player for a Linux)向けに開発されました。主な機能は動的な時間依存の使用です。 コードは数字と字幕テキストで構成されています。 コード内の最初の数字は、連続する字幕間の時間(秒単位)です。秒数は、現在の字幕の表示時間を示します。
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